「世界一周旅行は何百万円もかかる」と思っていませんか?
実は、主に航空連合(アライアンス)の公式サイトで販売されている『世界一周航空券』を利用すると、通常よりもお得に複数の国を巡ることができます。
今回は、世界一周航空券の仕組みやルール、メリット・デメリットまで、初心者の方でも分かりやすく解説します。
世界一周航空券とは?
世界一周航空券とは、1枚の航空券で複数の国や都市を巡りながら、地球を一周できる特別な航空券のことです。
通常は、訪れる国ごとに航空券を購入する必要がありますが、世界一周航空券ならまとめて予約できるため、個別に購入するよりお得になる場合があります。
また、航空会社単独ではなく、航空会社同士のグループ(航空連合)が販売しているのも特徴です。
世界一周航空券の特徴
- 1枚の航空券で複数の国を巡ることができる特別な航空券
- 航空会社のアライアンス(航空連合)が販売している
- 旅行日数や訪問都市数に応じて料金が決まる
- 個別で航空券を購入するより安くなる場合がある
世界一周航空券を販売している航空連合
世界一周航空券は、すべての航空会社で販売されているわけではありません。航空会社同士が加盟する「航空連合(アライアンス)」が販売しており、加盟航空会社を組み合わせながら世界各国を周遊できる仕組みになっています。
世界一周航空券を検討する際は、まずどの航空連合を利用するか決めることが大切です。ここでは、代表的な2つの航空連合をご紹介します。
スターアライアンス
世界最大級の航空連合で、就航都市数が非常に多いのが特徴です。
日本の航空会社はANAが加盟しています。
- 加盟航空会社数が多く、選択肢が豊富
- 世界190か国以上の都市をカバーしている
- ヨーロッパ路線が充実している
- 世界一周ルートを組みやすい
ワンワールド
世界の主要都市を効率よく巡りやすい航空連合です。
日本の航空会社はJALが加盟しています。
- 加盟航空会社同士の接続が良い
- 欧米やオセアニア路線が充実している
- 比較的シンプルなルートを組みやすい
- 世界一周旅行の定番都市を巡りやすい
世界一周航空券は、利用する航空連合によってルートの組み方や利用できる航空会社が異なります。そのため、自分が行きたい国や旅行スタイルに合わせて航空連合を選ぶことが大切です。
ただし、自由に旅程を組める一方で、利用する際にはいくつかのルールがあります。次は、予約前に知っておきたい「世界一周航空券の基本ルール」について見ていきましょう。
世界一周航空券の基本ルール
- ルートは東回り、または西回りのどちらかで逆回りはできない。
- 太平洋、大西洋を1回ずつ横断する必要がある
- 最大フライト区間数は16区間
- 出発地と最終到着地の間に最大8回の途中降機が可能
- 同じ国に戻る必要ある(同じ都市でなくてよい)
- 有効期限は1年間
ルートOK例とNG例
世界一周航空券を利用する際は、これらの基本ルールを理解しておくことが大切です。次は、実際の「ルートOK例」と「ルートNG例」を見ながら、予約できるルートとできないルートの違いを分かりやすく解説します!
OK例
日本→タイ→シンガポール→ドイツ→イギリス→アメリカ→ハワイ→日本
OK理由:東回りで統一
太平洋横断1回、大西洋横断1回
逆回りはしていないのでOK
NG例
日本→ロサンゼルス→ニューヨーク→ロンドン→ニューヨーク→日本
NG理由:2度ニューヨークに行っている
日本→ハワイ→日本→ロサンゼルス→ヨーロッパ→日本
NG理由:日本→ハワイ、日本→アメリカで太平洋を2回横断している
世界一周航空券は、基本ルールを守れば自由度の高いルートを組むことができます。ただし、訪れる国や都市の数、移動距離によって料金も変わってきます。次は、多くの方が気になる「世界一周航空券の値段」について詳しく解説します。
世界一周航空券の値段
「世界一周旅行」と聞くと、何百万円もかかるイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。しかし、世界一周航空券は訪問する都市数や移動距離によって料金が決まるため、ルート次第では想像以上にお得に旅行することができます。ここでは、世界一周航空券の料金の仕組みや、おおよその費用目安について解説します。
スターアライアンスの場合
スターアライアンスでは、移動する距離(マイル)によって値段が変わります。
| エコノミー | プレエコ | ビジネス | ファースト | |
| STAR1(29,000 マイルまで) | 358,900 | 553,800 | 705,500 | 1,141,000 |
| STAR2(34,000 マイルまで) | 422,700 | 632,300 | 822,000 | 1,344,000 |
| STAR3(39,000 マイルまで) | 494,600 | 734,800 | 958,900 | 1,504,800 |
スターアライアンスの世界一周航空券は、移動距離が長くなるほど料金も高くなる仕組みです。そのため、行きたい国を絞り込み、効率よくルートを組むことが費用を抑えるポイントになります。続いて、もう一つの代表的な航空連合であるワンワールドの料金体系について見ていきましょう。
ワンワールドの場合
ワンワールドでは、大陸事に値段が変わります
| エコノミー | ビジネス | ファースト | |
| 3大陸 | 368,500 | 787,600 | 1,204,000 |
| 4大陸 | 390,100 | 936,500 | 1,419,000 |
| 5大陸 | 460,700 | 1,074,300 | 1,644,300 |
| 6大陸 | 533,000 | 1,173,900 | 1,794,200 |
ワンワールドは、訪問する大陸数やルートに応じて料金が決まるのが特徴です。スターアライアンスとは料金の仕組みが異なるため、自分が行きたい国や旅行スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
世界一周航空券のメリット・デメリット
世界一周航空券には、お得に旅行できるメリットがある一方で、注意しておきたいデメリットもあります。自分の旅行スタイルに合っているか判断するためにも、それぞれの特徴を見ていきましょう。
メリット
- チケットの料金が年間で変動しない
繁忙期でもお得に買える - 有効期限が1年間ある
留学やワーホリにも利用できる - マイルが大量に貯まる
デメリット
- 滞在都市数に制限あり
- 就航便のある地域に限られる
- 途中で大幅なルート変更が難しい
こんな人におすすめ
世界一周航空券には独自のルールがありますが、上手に活用すればお得に複数の国を巡ることができます。特に、これから紹介するような方にはおすすめの航空券です。自分に当てはまるかチェックしてみましょう。
- 長期休暇が取れる人
- 退職後や転職のタイミングの人
- 卒業旅行を計画している学生
- 複数の国を一度に巡りたい人
- マイルを貯めたい人
まとめ
世界一周航空券は、1枚の航空券で複数の国を巡ることができる、お得で自由度の高い航空券です。ただし、通常の航空券とは異なる独自のルールがあるため、事前に仕組みや料金体系を理解しておくことが大切です。
自分の行きたい国や予算、旅行スタイルに合った航空連合を選び、一生に一度の世界一周旅行を計画してみてはいかがでしょうか。


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