同じ目的地・同じような日程でも、予約するタイミングや航空会社、予約サイトの選び方によって航空券の価格が変わることがあります。
「できるだけ安く海外へ行きたいけれど、どうやって航空券を探せばいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
海外航空券を安く買うためには、ただ最安値を探すだけでなく、予約する時期や旅行日程、航空会社、比較サイトなどを上手に組み合わせることがポイントです。
この記事では、海外航空券を少しでも安く予約するために知っておきたいコツを、元旅行会社社員の視点から分かりやすく紹介します。
これから海外旅行を計画している方は、航空券を予約する前にぜひチェックしてみてください!
航空券予約サイトを比較して最安値を探す
海外航空券を少しでも安く購入したいなら、複数の航空券予約サイトを比較することが大切です。
同じ目的地・同じ日程で検索しても、予約サイトによって取り扱っている航空会社やプラン、予約条件などが異なることがあります。
そのため、最初に見つけた航空券をすぐに予約するのではなく、いくつかのサイトで料金を比較してから予約するのがおすすめです。
ここからは、航空券予約サイトを比較するときに押さえておきたいポイントを紹介します。
同じ航空券でも料金が違う?複数の予約サイトを比較しよう
海外航空券を探すときは、1つの予約サイトだけを見て決めるのではなく、複数のサイトを比較することが大切です。
最初に見つけた航空券だけを見て「これが一番安い」と判断してしまうと、ほかのサイトでより条件の良い航空券が見つかる可能性を逃してしまいます。
また、航空券を比較するときは、最初に表示される価格だけで判断しないこともポイントです。
- 航空券代
- 燃油サーチャージ・諸税
- 予約・決済などの手数料
- 預け手荷物料金
- 座席指定料金
などを確認し、実際に支払う総額で比較するようにしましょう。
特にLCCは航空券自体が安くても、手荷物や座席指定などを追加すると料金が上がることがあります。
「航空券の表示価格」ではなく、旅行に必要なサービスを含めた総額がいくらになるのかまで確認することが、安い航空券を見つけるポイントです。
海外航空券は2~3サイトで料金を比較するのがおすすめ
海外航空券を探すときは、最低でも2~3サイト程度で同じ条件を検索して比較するのがおすすめです。
例えば「東京→バンコク・10月10日出発」という条件なら、それぞれのサイトで目的地や出発日などを同じ条件にして検索します。
比較するときは、料金だけでなく以下のポイントもチェックしましょう。
- 最終的な支払総額
- 直行便・乗り継ぎ便
- 出発・到着時間
- 預け手荷物の有無
- 変更・キャンセル条件
数千円安くても、乗り継ぎ時間が非常に長かったり、預け手荷物が含まれていなかったりすると、必ずしも自分にとってお得とは限りません。
そのため、「一番安い航空券」だけではなく、「料金と条件のバランスが良い航空券」を探すことが大切です。
航空券比較サイトを活用して効率よく最安値を探そう
複数の航空会社や予約サイトを1つずつ検索するのは、意外と時間がかかります。
そこで活用したいのが、複数の航空会社や予約サイトの航空券をまとめて検索できる航空券比較サイトです。
希望する目的地や出発日を入力して検索することで、さまざまな航空券を比較できるため、旅行先の航空券相場を調べたり、安い航空券を探したりするときに便利です。
まずは航空券比較サイトで、
① 希望の日程で検索する
② 安い航空券や航空会社を確認する
③ 条件や総額を比較する
④ 自分に合った航空券を予約する
という流れで探してみるとよいでしょう。
また、比較サイトによって検索結果や使いやすさなども異なるため、1つだけに絞らず複数のサービスを使って比較するのもおすすめです。
「どのサイトを使えばいいのか分からない」という方は、おすすめの航空券予約サイト・アプリを比較した記事も参考にしてみてください。
出発日を前後にずらして安い航空券を探す
海外航空券を安く購入したいなら、出発日を固定せず、前後の日程も検索してみることがポイントです。
航空券の料金は常に同じではなく、出発日や便の混雑状況などによって変わります。そのため、旅行日程を少し調整できる方は、希望日の前後も検索することで、より安い航空券を見つけられる可能性があります。
ここからは、出発日をずらして航空券を探すときのポイントを紹介します。
同じ路線でも出発日によって航空券の料金は変わる
海外航空券は、同じ目的地・同じ航空会社でも出発日によって料金が異なることがあります。
航空券の価格は、空席状況や需要、運賃設定などさまざまな要素によって変動します。
そのため、「○月10日に出発する」と最初から日程を固定してしまうと、その前後にある安い航空券を見逃してしまう可能性があります。
旅行日程に余裕がある場合は、希望日だけでなく前後1~3日程度まで検索範囲を広げて比較するのがおすすめです。
出発日だけでなく帰国日もずらして検索する
比較するときは、出発日だけでなく帰国日も前後にずらしてみるのがポイントです。
例えば、
- 10月10日出発・10月15日帰国
- 10月9日出発・10月15日帰国
- 10月10日出発・10月16日帰国
- 10月9日出発・10月16日帰国
というように、往路と復路の組み合わせを変えて検索します。
出発日を1日ずらしてもあまり変わらなかった場合でも、帰国日まで変更すると旅行全体の航空券代が安くなる可能性があります。
旅行日程を柔軟に変更できる方ほど、複数の日付を組み合わせて比較してみましょう。
「最安値カレンダー」などで航空券が安い日を探す
日付を1日ずつ変更して検索するのが面倒な場合は、日付ごとの料金を比較できるカレンダー表示などの検索機能を活用すると便利です。
前後の日程の料金をまとめて確認できれば、「この日に出発すると安い」という候補を効率よく探せます。
特に「旅行先は決まっているけれど、出発日はある程度自由」という方には便利な探し方です。
まずは希望する日程で検索し、その前後の日付まで広げながら、航空券の料金を比較してみましょう。
LCCと大手航空会社を比較して安い航空券を探す
海外航空券を少しでも安く購入したいなら、大手航空会社だけでなく、LCC(格安航空会社)も候補に入れて比較するのがおすすめです。
特に短距離の海外旅行では、LCCを選ぶことで航空券代を抑えられる可能性があります。
ただし、「LCC=必ず一番安い」とは限りません。
ここからは、LCCと大手航空会社を比較するときに押さえておきたいポイントを紹介します。
LCCを利用すれば海外航空券を安くできることも
LCCの大きな魅力は、航空券の基本運賃を抑えやすいことです。
機内サービスなどをシンプルにし、必要なサービスをオプションとして追加する仕組みを採用している航空会社も多いため、旅行スタイルによっては大手航空会社より費用を抑えられることがあります。
- 荷物が少ない
- 座席指定にこだわらない
- 機内食が必要ない
- 短~中距離の海外旅行
- とにかく航空券代を抑えたい
といった方は、LCCも積極的に比較してみるとよいでしょう。
「LCC=最安」とは限らない!追加料金を含めた総額で比較
LCCを比較するときに特に注意したいのが、最初に表示される航空券の価格だけで判断しないことです。
LCCでは運賃タイプなどによって、さまざまなサービスが別料金になっている場合があります。
例えば、
- 預け手荷物
- 座席指定
- 機内食
- 予約・決済などの手数料
などです。
一方、大手航空会社では運賃に含まれているサービスもあるため、必要なオプションをLCCで追加していくと、大手航空会社との価格差が小さくなる場合もあります。
LCC:航空券+必要なオプション料金
大手航空会社:航空券+必要な追加料金
というように、実際に旅行するときの最終的な支払総額で比較することが重要です。
LCCと大手航空会社を同じ条件で比較しよう
どちらがお得なのか判断するには、LCCと大手航空会社を同じ旅行条件で検索して比較するのがおすすめです。
例えば東京からソウルへ旅行する場合なら、同じ出発日・帰国日でLCCと大手航空会社の航空券を検索します。
そのうえで、
① 航空券の料金
② 預け手荷物などの追加料金
③ 出発・到着時間
④ 直行便・乗り継ぎ便
⑤ 変更・キャンセル条件
などを比較して、自分に合った航空券を選びましょう。
「とにかく最安値を狙う」ならLCCが候補になりやすい一方、荷物が多い旅行やサービスを重視する場合は、大手航空会社まで含めて比較したほうが結果的にお得になることもあります。
直行便だけでなく乗り継ぎ便も比較して安い航空券を探す
海外航空券を安く購入したいなら、直行便だけでなく乗り継ぎ便まで検索範囲を広げてみるのも一つの方法です。
目的地まで直接行ける直行便は便利ですが、路線や旅行日程によっては、途中の空港を経由する乗り継ぎ便を選ぶことで航空券代を抑えられる場合があります。
特に「移動時間が多少長くなっても、航空券代をできるだけ安くしたい」という方は、直行便だけに絞らず乗り継ぎ便も比較してみましょう。
ここからは、乗り継ぎ便で安い航空券を探すときのポイントを紹介します。
直行便と乗り継ぎ便は料金・所要時間を比較する
乗り継ぎ便を選ぶときは、航空券の安さだけで判断しないことも大切です。
例えば直行便より5,000円安かったとしても、乗り継ぎによって移動時間が5~6時間長くなるのであれば、「この価格差なら直行便のほうがいい」と感じる方もいるでしょう。
反対に、航空券代が大きく安くなるのであれば、多少移動時間が長くても乗り継ぎ便を選ぶメリットがあります。
比較するときは、
- 航空券の総額
- 総移動時間
- 乗り継ぎ回数
- 乗り継ぎ時間
- 出発・到着時間
などを確認しましょう。
「いくら安くなるのか」と「移動時間がどのくらい増えるのか」をセットで比較すると、自分にとって本当にお得な航空券を選びやすくなります。
乗り継ぎ便を予約するときは乗り継ぎ時間に注意
安い乗り継ぎ便を見つけても、予約する前に乗り継ぎ時間や航空券の予約条件を確認することが重要です。
乗り継ぎ時間が短すぎると、到着便の遅延などによって次の便への乗り継ぎが慌ただしくなる可能性があります。
反対に、乗り継ぎ時間が長すぎると、航空券は安くても目的地への到着が大幅に遅くなってしまいます。
また、旅程によっては乗り継ぎ空港で、
- ターミナルの移動
- 入国・出国手続き
- 預け手荷物の受け取り・再預け入れ
- 乗り継ぎに必要な入国条件・渡航書類
などの確認が必要になる場合もあります。
特に航空券を別々に予約する「別切り航空券」は、1枚の航空券として発券された乗り継ぎとは条件が異なるため注意が必要です。
乗り継ぎ便を利用する場合は、価格だけでなく、乗り継ぎに十分な時間があるか、どのような手続きが必要なのかまで確認してから予約するようにしましょう。
燃油サーチャージを含めた航空券の総額で比較する
海外航空券を安く購入したいなら、航空券の運賃だけではなく、燃油サーチャージなどを含めた最終的な支払総額で比較することが大切です。
検索したときの航空券代が安く見えても、燃油サーチャージや税金などを加えると、想定していたより高くなることがあります。
ここからは、燃油サーチャージを含めて海外航空券を比較するときのポイントを紹介します。
燃油サーチャージは航空会社によって異なる
燃油サーチャージは、すべての航空会社で同じ金額になるわけではありません。
航空会社や路線、発券する時期などによって負担額が異なる場合があるため、航空券を探すときは燃油サーチャージまで確認して比較することがポイントです。
例えば、航空券の運賃だけを見るとA社のほうが安くても、
A社:航空券は安い+燃油サーチャージが高い
B社:航空券は少し高い+燃油サーチャージが安い
というケースでは、最終的な支払総額で見るとB社のほうが安くなる可能性もあります。
そのため、海外航空券を比較するときは、**「基本となる運賃」ではなく「燃油サーチャージなどを含めた総額」**を基準に判断しましょう。
また、燃油サーチャージは一定ではなく改定されることがあります。
「そもそも燃油サーチャージって何?」「なぜ料金が変わるの?」という方は、燃油サーチャージの仕組みについて解説した記事も参考にしてみてください。

燃油サーチャージとは?
安く海外旅行をするコツも紹介!
燃油サーチャージがかからない航空会社も比較する
海外航空券を探すときは、燃油サーチャージを設定していない航空会社も選択肢に入れて比較するのがおすすめです。
燃油サーチャージがかからない航空会社であれば、その分だけ必ず他社より安くなるというわけではありませんが、航空券の総額を抑えられる可能性があります。
大切なのは、
「燃油サーチャージがある・ない」だけで航空会社を決めるのではなく、最終的な支払総額で比較することです。
航空券を探すときは、
- 航空券の運賃
- 燃油サーチャージ
- 空港使用料・諸税
- 手荷物などの追加料金
などを確認して、自分の旅行条件で最もお得な航空券を探してみましょう。
燃油サーチャージをできるだけ抑えて海外旅行へ行きたい方は、「燃油サーチャージがかからない航空会社・行き先」についてまとめた記事もチェックしてみてください。

燃油サーチャージなしで行けるおすすめ国紹介&対象航空会社紹介!
往復航空券だけでなく片道ずつ検索して安い組み合わせを探す
海外航空券を安く購入したいなら、往復航空券だけで検索するのではなく、往路と復路を片道ずつ検索して料金を比較するのも一つの方法です。
往復でまとめて予約するほうが安いとは限らず、路線や日程によっては、往路と復路を別々に予約したほうが旅行全体の航空券代を抑えられる場合があります。
さらに、片道ずつ検索すれば往路と復路で異なる航空会社を選べるため、料金だけでなくフライト時間の選択肢も広がります。
ただし、別々に予約する場合ならではの注意点もあるため、料金だけで判断しないことが大切です。
往復航空券より片道ずつ予約したほうが安いこともある
海外航空券というと「往復」で検索する方も多いと思いますが、往復航空券が必ず一番安いとは限りません。
路線や航空会社、出発日などによっては、
往復でまとめて予約する場合と、往路+復路をそれぞれ片道で予約する場合
で料金が異なることがあります。
そのため、少しでも安い海外航空券を探したい場合は、往復検索だけで終わらせず、同じ旅行日程で片道ずつ検索して合計金額を比較してみましょう。ただし、航空会社や運賃によっては往復で予約したほうがお得になる場合もあります。
「片道のほうが安い」と決めつけるのではなく、往復と片道の両方を検索して実際の料金を比較することがポイントです。
往路・復路で違う航空会社を組み合わせて比較する
片道ずつ検索するメリットの一つが、往路と復路で異なる航空会社を組み合わせられることです。
例えば、
往路:航空会社A 20,000円
復路:航空会社B 18,000円
合計:38,000円
のように、それぞれ安い便を選択できる場合があります。
また、料金だけでなく、
- 往路は午前出発の便
- 復路は夜出発の便
- 往路はLCC
- 復路は大手航空会社
といった組み合わせもできるため、旅行スケジュールに合わせて航空会社やフライト時間を選びやすくなるのもメリットです。
片道航空券を別々に予約するときの注意点
往路と復路を別々に予約するときは、安さだけでなく変更・キャンセル時の条件なども確認しておくことが重要です。
別々の予約として航空券を購入した場合、それぞれ独立した予約として扱われるため、片方の便に変更や欠航などが発生しても、もう一方の航空券が自動的に変更されるとは限りません。
予約する前に、
- 変更・キャンセル条件
- 預け手荷物の条件
- 座席指定などの追加料金
- それぞれの航空券の最終的な支払総額
などを確認しておきましょう。
また、海外旅行では渡航先によって出国用航空券などの提示を求められる場合もあるため、片道航空券を利用するときは渡航先の入国条件も事前に確認することが大切です。
往復予約と片道ずつの予約を両方比較し、料金だけでなく予約条件まで含めて自分に合った方法を選びましょう。
航空券+ホテルのセットと別々予約の料金を比較する
海外旅行では航空券だけでなく、ホテル代まで含めた旅行全体の料金を比較することも大切です。
旅行先や日程、利用するホテルなどによっては、航空券とホテルを別々に予約するより、セットで予約したほうが旅行総額を抑えられることもあります。
そのため、航空券の最安値だけを探すのではなく、ホテルまで含めてどちらがお得になるのか比較してから予約するのがおすすめです。
セット予約と別々予約は旅行総額で比較する
航空券+ホテルのセットプランがあったとしても、必ずセット予約のほうが安いとは限りません。
旅行先や日程によっては、
① 航空券+ホテルをセットで予約した場合と② 航空券とホテルをそれぞれ別々に予約した場合
で料金が異なります。
そのため、航空券だけの価格を比較するのではなく、「航空券+ホテル=旅行総額」で比較することがポイントです。
料金を比較するときは、
- 航空券代
- ホテル代
- 燃油サーチャージ・諸税
- 手荷物などの追加料金
- キャンセル・変更条件
なども確認しておきましょう。
まとめ
海外航空券を安く購入するためには、最初に見つけた航空券をすぐに予約せず、さまざまな条件で比較することが大切です。
予約サイトを比較するだけでなく、出発日を前後にずらしたり、LCCや乗り継ぎ便まで候補を広げたりすることで、より安い航空券が見つかる可能性があります。
また、航空券の表示価格だけではなく、燃油サーチャージや手荷物料金などを含めた総額で比較することも忘れないようにしましょう。
海外航空券の料金は、旅行先や出発日、航空会社、予約するタイミングなどによって変わります。そのため、今回紹介した方法をすべて使う必要はなく、自分の旅行条件に合った方法をいくつか組み合わせて探すことがポイントです。
旅行の日程が決まったら、まずは複数の航空会社や予約サイトで航空券の料金を比較してみましょう。
少しでも航空券代を抑えて、その分をホテルや観光、現地での食事などに使い、海外旅行を思いっきり楽しんでください!



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